・OneDrive
https://onedrive.live.com/about/ja-jp/
オンラインストレージといえば、DropBox、Googleドライブなど多くのものが出回っている。
すでにどれか一つは利用している人も多いのではないだろうか。
言うまでもないがオンラインストレージを利用すれば、
個人の写真、ドキュメント、ファイルをオンライン上で管理することができる。
それにより、ユーザーに大きなメリットがある。
・パソコンの容量を減らせる
・パソコンが壊れてもデータは維持できる
・インターネットが見れるデバイス(パソコン、タブレット、スマホ)で
あればどこからでもデータにアクセスができる
・無料でオンラインストレージを利用できる(容量には制限あり)
追加領域を有償で購入できる
◆オンラインストレージはコモディティ化しつつある
先ほど紹介したユーザーメリットは、ほとんどのオンラインストレージ製品で
提供されており機能差がほとんどない状況である。
ユーザー心理としては、製品を意識せずとにかく複数のストレージを持って
データを管理しているというのが現状だろうか。
◆OneDriveでWord、Excel、PowerPointが無償で利用できる
今回その中で、Microsoftが提供するOneDriveを紹介したい。この製品の大きな特徴は、Office製品が無償で利用できる点だ。
通常、 Word、Excel、PowerPointなどのドキュメントを作成するには、
パソコン上のofficeを開き、作成する必要があり、仕事用のパソコンにはOfficeが必須である。
パソコンの購入価格には、このOffice製品のライセンス料が含まれているため
これまでは有償で利用してきたということだ。
OneDriveを利用すれば、それが無料になる。
つまり、パソコンにOffice製品をインストールしなくても、
Webブラウザ上でドキュメントの閲覧、作成、編集ができる。
余談だが、ニュースにもなっているが
iPhone/Androidであれば、ブラウザ以外に
専用のアプリ「Microsoft Office Mobile」でOneDriveを利用することができる。
・Microsoft、AndroidおよびiPhone版「Office Mobile」を無料公開 編集も可能
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1403/28/news041.html
では、ブラウザでの具体的な操作イメージを見てみよう
- OneDriveへログイン(https://onedrive.live.com/about/ja-jp/)

- OneDriveにドキュメントを作成する


- OneDriveのドキュメントを編集、閲覧する

Word
Excel
◆Googleドライブに対抗した戦略!?
Goolgeドライブでも「Officeのドキュメント見れるじゃん」という人がいるかもしれない。
確かにGoogleドライブでもOfficeドキュメントの閲覧はできるが、編集はできない。
OfficeドキュメントをGoogleドライブ用のドキュメントに変換して編集することは可能だが、
多くのユーザーはOfficeドキュメントでやりとりするため、わざわざ変換することは
現実的ではない。
また、一部のスマホアプリで、Officeドキュメントの編集ができるものもあるが、
有償な上、OfficeメーカーであるMicrosoftが提供しているものはない。
メーカーでない誰かが作ったものを個人ならともかく、仕事で利用することは正直難しいだろう。
こういった点でもメーカーであるMicrosoftが提供したことは非常に大きな意味を持つ。
MicrosoftがOfficeを無償提供した要因として、
仕事でGmail、Googleドライブを利用している企業も多く
市場リーダーとしての戦略があったに違いない。
◆OneDriveの課題
ここまでOnDriveのメリットを唱ってきたが、課題もある。
一番大きなところは、Office機能に制約がある。
私が少し触ってみただけでも出てきた。実際はもっと有りそうだ。
- 書式のコピーができない
- Excel セルの結合ができない
- Excel セルの値をスクロールして連続入力できない
個人的には、これらはよく利用するため、まだまだ使い物になるには時間がかかりそうだが、
今後のバージョンアップに期待したい。




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