2013年4月25日木曜日

”スペシャリスト” と ”ゼネラリスト”

”スペシャリスト” と ”ゼネラリスト”

皆さんはどちらに当てはまりますでしょうか。


”スペシャリスト”
特定の分野、技術において高度な専門知識を有するもの

”ゼネラリスト”

複数の分野、技術において横断的な専門知識を有するもの


私は、即答でゼネラリストです。
ゼネラリストは、スペシャリストにくらべいい印象を持たれないことのほうが多いようです。
・なんでも屋さん
・飽きやすい人
などなど


■それぞれの違いは?
ここでどちらがいいのかということより重要なことがあります。

スペシャリストは、この分野では負けない。この技術では世界1だといいたいのです。
つまり、その一部分の課題解決力にスペシャリストの価値が有るのです。
逆にいうとそれを外したらスペシャリストとしての価値はありません。

一方ゼネラリストは、全体を俯瞰して統制がとれることに価値があると考えています。

例えば、社内システムを作る場合、ユーザーが求めるものがあります。
ユーザーは、業務改善、効率化、利便性の向上など今自ら抱えている多くの問題を
システムで解決することを求めます。

もちろん、ユーザーによってやっている業務も違います。
そんなユーザーが求めるシステムを作るには業務知識、システムの知識が必要となります。
つまり、社内システムを作る、という目的のためには、
少なくとも複数の知識が必要ということになります。

簡単に書いていますが、とても高度なことです。


■その人が価値を理解していることが重要
自分がスペシャリスト、ゼネラリストだと意識している人はそういないと思います。

言葉遊びではなく、その人が自分の価値を理解し、差別化し、提供していることが
もっとも重要であると考えています。


0 件のコメント:

コメントを投稿